クラッシャブルゾーンでご安全に!
どーも。
車の買い替えを検討しているまうちーです。
車探しをしながら最近読んだ本と意外な共通点を見つけたので、書いてみます。
車選びには個人的に正直そんなにこだわりがなくて、子供ができたのでなにかと必要になるからと7年前に購入したラクティス(赤)を乗り回しております。
妻から、
黒い車のスライドドアがいいな!と言われ、
分かった!
と言って出かけてたのに、
お、いいねーと赤いスライドしないドアを買ってきた為、大バッシングを受けたもんです。
そんな我が家も2人目が2歳となり、何かと手狭になってきた愛車。
買い換えるなら今度こそ黒のスライドドア!と決めてたのに、7年後の妻が今度は…
いっちゃん安全なやつ!
と言うではないか。。
確かに一理ある。
人気のミニバンは3列シートで荷物もたくさん積めて車内広々!いいねー!
しかし、安全な車でググると出てくるのは、スバル、ボルボなどなどの、ハッチバックやセダンタイプ、SUVなど。
何が違うのか調べてみた。
大きくは3つだと思う。
①形状による重心の位置
②ドアの厚み
③クラッシャブルゾーン
④自動ブレーキなどのセンサー機能
①②は分かる。物理的に強そうだ。
店に行ってドアを開いただけで、我が愛車との歴然な差が手に取るように分かった。
問題は③。
クラッシャブルゾーン(英:Crushable zone, Crush space)またはクランプルゾーン(英:Crumple zone)とは、衝突時に潰れることでそのエネルギーを吸収し、人や荷物、機械などを保護する働きを持つ空間や部分のことである[1]
※Wikipediaより抜粋
なるほど、潰れやすい部分に人を載せず、緩衝材的な役割を持たせると言うことだ。
逆に人が乗る部分はセーフティーゾーンとして、フレームの素材の剛性が違うらしい。
セーフティーゾーンのフレームはボロン鋼と呼ばれる鋼で、ホウ素とクロムを炭素鋼に添加することで、ダイアモンドの次に硬い特殊素材なんだとか。
仕事柄、加工性はどうなのか…などとマニアックな質問をしそうになったが、グッとこらえた。
※軽く調べたらコストを抑えて加工もしやすい冷間鍛造が可能らしい!
そうなってくると…3列目のシートってクラッシャブルゾーンほぼないじゃないか!?
この辺りで、元々欲しかったはずのミニバンは消えた。2列のミニバンもあるけど、荷物が空に近いと丸腰同然なのだ。
確かに、愛車のラクティスで、妊婦の妻を助手席に乗せて信号待ちで止まった時、後ろから突っ込んできたミニバンがいたが、たまたまIKEAの帰りで重たい木の板を大量に積み込んでたのでドアを交換するだけで済んだ…!
おかげで事故車となって下取り金額は絶望的だがな…
しかし、あれが何も積んでなかったらと思うとゾッとする。
そして、ふと思った。
会社で働く上で必ず何人かは見かけるクラッシャー達。
心にもセーフティーゾーンを設ける為に剛性の高い心は持ち合わせてなくても、クラッシャブルゾーンを作っておくことも大事かもしれない。そしてセンサーを磨け!
後輩指導する際に慣例や常識に縛られて頑張らなければならないと踏ん張れば踏ん張るほどに心のセーフティーゾーンまで食い込まれて崩壊する人をたくさん見た。
①形状による重心の位置
地に足のついた持論を磨け!
②ドアの厚み
→面の皮は厚く!厚かましく貪欲に!
③クラッシャブルゾーン
→プライドは大事だ。セーフティーゾーンにしまえ!
くだらないプライドは捨ててクラッシャブルゾーンにしてしまえ!
④自動ブレーキなどのセンサー機能
→そもそもヤバイなら距離を取れ!無理に近づくな!事故った時は自分の性能が試されるが、それは最後の砦。
安全な車の作り方は安全な働き方に通ずる。
ちなみに我が家は安全な車に買い替える予定です。