サラリーマンの働き方改革 アウトプット/時間の考え方
こんにちは。
3連休前後に1日くっつけて4連休にしてね、という会社の推奨取得日に朝からカフェで仕事しているまうちーです。
コメダ珈琲の喫煙席は本当に仕事がはかどる。
いつもお世話になってます。
コーヒーについてくる無料のモーニングが最高。11時までに行くのがおススメ!
午前中の2時間くらい無心でPCに向かう業務をこなすと
「絶対に今日やらないといけないこと!」の8割は終わります。
午後から出張とか入ると午前中コメダで仕事してることも多いですね。
傍から見れば完全なサボリーマンなんですけど。
たまに息子の小学校の保護者とかとスーツ姿で会ってしまうのでかなり気まずい。
仕事してるよ?
会社からすれば休みのはずの私からたくさんメールが飛んでくるので、
「あいつは社畜だ!」とよく言われます。
今日もメール飛ばしまくってたら上司からどこにいるの?休みだよね?ってメール。
暇なの?
さて、テレビなどのメディアではこぞってブラック企業を叩く風潮がありますよね。だからその流れで「働き方改革」を取り上げるとどうしてもゆるーく働く、みたいな温度で伝わってくる。
でも会社が仕掛ける働き方改革も会社の色が出ていて面白いですよね。
ただ、ここではっきりしておきたいのは、目的は生産性向上であるという事。
会社も社員もWIN-WINじゃなきゃ事は進まないので、
会社としては従業員の残業代を減らして固定費を抑えていく。
社員はできた時間で様々な活動を行い、様々な形で利益をもたらす。
そこで・・・
会社が現場の生産性向上についてちゃんと理解して仕掛けているのか?
社員はちゃんと意図を理解して自分で生産性向上を意識できているのか?
こういう問題に直面するわけです。
多分、現在多くの会社は出勤している時間=働いている時間として稼働率を計算して基本給からの差額を加減支給していて、アウトプットは次年度の昇給率やボーナスという形で評価する。
つまり、インセンティブの考え方は、
報酬=働くべき時間(定時)分の固定給×稼働率+残業時間+成果報酬
これって残業を減らして、働く時間が減れば、減るほど会社は得をするのに、働く側に外で稼いで来いの姿勢。
もちろん昇給率という形で返ってきたり、目に見えてない者の業績に貢献できる成果を上げたらいい!
しかし、年に1回、数パーセントの差、成果もその年の分だけ!ではインセンティブ設計としは物足りなさを感じます。
毎年年末になると猛スピードでノルマ達成と予算の使い切りに向けて全速力か、諸々達成済みの部署はアイドリングストップがかかってるイメージ。何信号待ちしてんの?
改革と言って残業を減らして欲しいと言うからには、時間効率の概念を入れるべきじゃないかと。アウトプット/時間はパフォーマンスとして評価されるわけだから、業績の入る係数パフォーマンス単価として設けて…
報酬=パフォーマンス単価×(アウトプット/働いた時間)+成果報酬
くらいでないといけないんじゃないか?
少し極端で「ただの成果主義、歩合制じゃないか」と言われるかもしれないが、()の中にベーシックインカムの概念を入れて最低賃金保証くらいはあってもいいんじゃないかな。
ここで明確にアウトプットと成果を分けた意味を考えたい。
直接的に会社の収益となる事もアウトプットに他ならないが、ここでは成果と呼ぶ。
「価値」があるアウトプットであれば必ずしも会社に収益がすぐさま落ちなくていいのではないか?ここを視える化する必要がある気がするわけです。
そこでこの本に出会った!
経済にとっての重要な要素など分かりやすく記述されており、本当に面白かったし勉強になるいい本です!是非!
以下、本の内容と私の持論が混ざってますが大きくはずれてない…はず。
改革のファンファーレでも何度も話に出てましたが、信用を集めるという考え方。
サラリーマンの方、会社の中でも自然発生的にある人を中心とした経済圏が生まれる感覚ってないですか?
なんだかあいつならやれそうな気がするから任せてみよう。
あいつがやれるって言ってるぞ、面白そう!
みたいな。
会社、もっと狭くすれば自分の部署でも、いるんじゃないだろうか。
自然と仕事が集まってきて忙しそうな人。
いつもプロジェクトが始まると言い出しっぺはあの人だ!
新人がその人に相談する為に順番待ちしてる。
いつも誰かに探されている。
取引先が、商談資料や交渉資料を上に持って行く前にオフレコで相談しにくる…などなど。
そういう人は知らぬ間に信用を集めてたんだなーと。会社の看板を背負って仕事してたのが知らぬ間に自分の看板で仕事ができてきたということ。結果的に会社の看板の評判も良くなるんだから文句ないはず。
これってすぐにお金にならないけど、価値があること。立派なその人のアウトプットな気がするんだわ。
こういう見えない、信頼関係の構築とか、周りを動かす力みたいなものって、価値があるけど、評価されにくい部分。
お金2.0を読んだ時にそういう部分に少し光が射した気がしたんです。
実は弊社にもポイント制が導入されているシステムが点在してまして、年間ポイントが貯まると経営層との夕食会招待状がインセンティブとしてセットされてたりする。
このインセンティブ、個人的には少し弱い。笑
ポイントも量が質を凌駕できる設計。
もっと仕事がしたくなるようなインセンティブにすればいいし、ポイント制ももう少しアップデートすればかなり面白くなりそうだ。
社長同士の異業種交流会に同行して参加できるとか、色々ありそう。
仮想通貨って響きだけで怪しいものだと思い込んでた自分を殴りたい。
無駄に残業ばかりして小銭を稼ぐ輩と、それを叩いてるやつ。こんなに頑張ってるのに評価されないと嘆くバカ。
同じ机で仕事してれば嫌でも目につく。
そんな彼らをこっちの土俵に連れてくる為に、「改革」が必要だ。
見えない価値、評価が難しかったものをトークンエコノミーで、例えば投げ銭感覚でみんなで相互的に評価し、支払われる報酬もその時間効率という軸で決められるとなればもっと多くの社員に本当の働き方改革を起こせるのではないだろうか。
ネットでできて会社でできないわけないだろ。
長時間働きたいなら働けばいい。
社畜?言わせておけばいい。会社員だってアウトプットしてなんぼ!にすればもっと面白くなってくる。
後は会社が提供するべきはいつでもどこでも働ける仕組みだけ。
社員はもっと自由に。
価値があると思えることだけをたくさんやっていこう。
それって結構楽しくないか?