サラリーマン1.1

サラリーマンとしてアップデートしたい。2.0ほど突き抜けなくても1.1でいいからバージョンアップしていく!

自己中心的思考術

こんばんは。

 

絶賛転職活動中のまうちーです。

 

内定が取れるまでは油断できませんが、思いのほか順調です。

決まったらちゃんとまとめておかないと、と思っています。

 

今日は会社員として自己中心的な考え方で生きやすく、という事を考えてみたのでまとめました。

 

人はいつでも何かのせいにしたがる生き物だと思っています。

 

何故いつも自分だけこんなに大変な思いをしなければならないのだ。

 

あいつがやらないからだ。

上司がイケてないからだ。

会社は分かってない。

おじさん達は何も分かってない。

時間止まってる人多くない?

 

・・・言い出したらきりがない程出てきます。

 

一時、私の会社でも前述した様な愚痴が蔓延した時期がありました。

当然グループとして雰囲気は悪くなり、信頼関係を築くにはあまりに遠い場所に居た気がします。

 

結局、その時後輩達に口すっぱく語りかけた言葉は一つ

「仕事する上で自分のことだけ考えてろ」

 

これは「自分勝手に」仕事してればいいという解釈ではありません。

 

①自分が思ってるほど周りはあなたに興味がない

②それでも見ている人は見ている

③人がやりたがらない仕事をやって信用を得ろ

 

大きくはこの3つ。これをどこかで意識していれば、他人は意識の外へ追いやることができます。

 

やらないあいつのせいにしている暇があったらやってしまえ。

誰がやるのか、と会議で決めている暇があったらお前がやっちゃえ。

 

ないですか?会議の中で責任部署を決める時間。

 

大抵は、これまでの責任範疇として明文化されている責任範囲が2部署以上にまたがっている場合に「本件の責任部署は・・・?」という会議になりがち。

 

こういう場合はやったもんがちってことです。

 

何故か。

 

責任部署がまたがる仕事というのはこれまで「前例がない」、どうすればいいかよくわからないことが多いので、「誰もやりたがらない」

 

 つまり、やりきった時に必ず「前例になる」。「感謝される」。

 

ここまで読んだ方の中には「打算的だねー」と言う人がいるかもしれない。

 

確かに文章に起こしてみて自分でも「打算的だな」と思う。笑

 

でも実際に結果がついてきた、というだけのことでもあるのだ。

つまりそうやって仕事してきた時のマインドセットは「誰かのせいにして進まない時間が勿体無い」だけ。

 

そう思って仕事を引き受けて立ち回っていると、「めんどくさいことはお前達の仕事だ、引き受けて当然だ」と言う顔をするおじさんもいるし、「いつもややこしいこと引き受けて大変だねーご苦労様。」と丁寧に対応してくれるおばさんもいる。

 

 

見ている人は見ている、と言うことです。

 

当たり前の反対は有り難い。読んで字の如く。

 

当たり前だと思う人に感謝の心はない。

有り難いことだと思う人が見てくれていれば良い。

 

そうやって仕事を進める中で信用できる人を見つけていく。

困ったことがあったらその人を頼る。

気づいたら自分が頼られる様になっている。

 

仕事は結果が全てかもしれないが、そのプロセスを見ているのは同じプロジェクトチームメンバーや身近な同僚や上司だけだったりする。

 

私自身も4人くらいの部下を抱える様になって痛感している。私がいつも通り誰もやりたがらない前例のない仕事を持って帰ってきた時に、「面白いですね!私やりたい!」と言ってくれることの「有難さ」

 

うまくいくか分からないけど、チャレンジしたい!と声あげたことが素晴らしい。

最高!素敵!頑張って!

 

周りの人たちが、そのチャレンジとプロセスを「当たり前」だと思うか、「有り難い」と思えるか。失敗さえもモチベーションにできる環境を築くことができるかどうかの分かれ道は結局「感謝の気持ち」なのかもしれない。

 

自分のことだけを考える、に話を戻す。

 

自分がやると言って止める人がいないプロジェクトは自分でやろう。

最初は自分の仕事のついでくらい近い領域でいい。これは私の仕事じゃないと思える領域に自分ではみ出せ。

 

そんなあなたを周りは結果が出るまで、気にも止めない。

 

せいぜい「あーめんどくさいこと引き受けてくれて助かったわー」くらいなもんだ。

 

それでも見ている人は見ている。

だったらやった方がいいに決まってる。

 

気づいたら「これはあの人に聞いてみよう。」「あの人ならどうするかな?」「あの人なら何とかしてくれる」

 

そう、信用を得ているのだ。

 

「あなたのことを信用していますよ」と言葉では何とでも言える。

 

でもその答えはその言葉を発した人の中にしかなくて、本当にどう思っているかは言われた本人には分からないもんです。

 

 

自然と仕事が降ってくる様になったり、前の担当者には無理だと言われたけどどう思いますか?と言われる様になったり、その人自身がイノベーションシーズになったりする。

 

これをやれば感謝されるかな。

これを解決できれば褒められるかも。

この人はいつも見てくれているから、この人に見える仕事をしっかりやろう。

 

こうやって皆が自分の事だけ考えて仕事に臨む様になるとどうなるか。

 

自分がやらない、できない仕事を誰かがやって当たり前と思う人間。

感謝の気持ちがない人間。

思考停止している人間。

 

そういう人間が淘汰されていくはずだ。

 

そうやって属人的に信用を上げていくループを作れることが組織として強くなるということではないかと考えている。