チームプレーとは現地集合である。
居酒屋退店間際、トイレの入り口辺りから後輩の声。
後輩「まうちーさん!?う○こですか?」
まうちー「いや、俺はここに…」
個室の住人「そや、う○こやー!」
後輩「まうちーさん、う○こらしいわ!」
まうちー「…え?」
後輩「…え…」
まうちー&後輩「あいつ誰や?!」
絶対、個室に知り合いが入ってる、と思い込んで話しかけた時の返事が沈黙だった時無駄に緊張しませんか?
いずれにせよ、不用意にトイレの個室に向かって話しかけるのは危険です。誰も得しないパターンしかないです。気を付けて下さい。
さて、こんばんは。
昨日は去年のチームメンバーが集まって飲んでました。
久しぶりに本当に楽しくてズーッと酔っ払ってたい気分でした。
チームリーダーになった最初のメンバーと上司だし、本当に苦しい期間を乗り越えたメンバーだったからですかね…。
その時ふと、チームで成果を出すと言う事について少し考えました。
うちの会社も例外なく、売上や利益貢献額が目標として設定されてます。
そこを達成した!というので、たくさんの人に評価してもらって、少しばかり給料も上がりました。
嬉しい限りです。
でも、それ以上の報奨として、素晴らしいチームが出来上がった、と気付きました。
何が言いたいかと言うと、会社の求める結果を出すチームは、必ずしも完成されたチームではなく、結果を出すことで完成されるチームであることがある、ということです。
僕たちのチームは新入社員から年子で7年目までいて、私が9年目という構成なので、チームとしての年齢も若く、お世辞にも経験豊富とは言えないチームです。
強みは、若さとフットワークの軽さ。
チームビルディングで心がけたのは、以下3つ。
①ビジョンの共有
②健全な危機感の共有
③ミッションの共有
①ビジョンは、簡単に言えばゴールの景色。
あるべき姿、登山に例えるなら山頂の景色を写真で見せる事ですね。
②健全な危機感は、普通なら1週間かかる登山だが、私たちには3日しかないと伝えること。
最初はとにかく走り続けるしかないかもしれない状況なんだ、ということを伝える事です。
ただ、健全であることが重要です。
仕事や会社にはルールがある。時間内にゴールすれば良いというものではないし、危機感を煽った結果、途中で倒れたら元も子もないって事です。
具体的には追い詰められて病んだり、不正してはいけないって事ですね。
③ミッションは、各自の役割を明確にする事です。
登山で言えば、チェックポイントを明確にしたり、持ち物を決めたりする事です。
これだけでした。
まとめると。
ゴールと役割を明確にし、今マジでやばいから走り出せ。ルートは任せた。では、解散!
皆方々に走り出してそれぞれが違うことを考えながら、しかしゴールに向かって走りゴールを目指す。
チェックポイントで連絡を取り合い鼓舞する。
そうやって登頂に成功した時、泥まみれになったメンバーの顔を見ながら飯を食う。
ああそうか、これがチームか。ってなりました。
チームプレーと、共同作業を混同してはいけないと言われます。
チームメンバーの仕事を手伝ったりするのはチームプレーに必要なことかもしれないが十分ではない。それぞれの意思、思考で明確なゴールに向かってバラバラのルートで色んな発見を持ってゴールに現地集合する。
脱落する人がいてはいけない。
チームプレー、現地集合という結果にコミットする鉄則ではないだろうか。
こうして、結果を出した時に初めて色んな人に、あのチームが一番活気がある、団結力がある、と言ってもらえたのは本当に嬉しかった。
何より、新米リーダーの拙いビジョンを頼りにたどり着いてくれたメンバーに感謝しかない。