セクショナリズムを取り払え
こんばんは。
かなり久しぶりの更新になってしまいました、まうちーです。
誰も待ってないってのは言いっこなし。
さて、今日は妻との家事分担と会社における業務分担のお話。
我が家では妻も私も家事はさほど得意ではなく。まあ妻より私の方が数百倍ズボラなので、圧倒的家事処理能力の差があることは言うまでもないのですが。
でも、共働きなので、家事も分担でしょ、そんなの当たり前!でスタートしました。
何度か衝突はあったものの気づけば、食器洗いと風呂洗い、ゴミ集めは私の仕事。
食事の準備、洗濯は妻の仕事になりました。
ここで2種類の意識があるなーと最近気づきました。前提として、家事=めんどくさい、があります。
①これは相手の仕事なんだから何があっても私はやらない!
②今日は疲れて寝ちゃったみたいだから洗濯もしとこう!
自分の仕事だと思いたくない私が数日サボっても妻は私の分担をやりませんでした。
結果、私は家事をこなす様になっていきました。
そして、自分でもチョロい男だなーと思いながら、褒められたり感謝されると悪い気がしないんですよね。
そうこうしているうちに家事そのものに負担を感じなくなってきたので、妻が寝た後の洗濯までやる様になりました。
正直、家事ができる様になったからどうってことはないですが、仕事に置き換えてもそうだなーと。
自分の仕事の範囲は自分の行動で決まる。
できないからやらない。
やらないからできない。
分からないからやらない。
やらないから分からない。
やってみればいいんじゃないか?
◆任せる側のマインドセット◆
また、やったことないことに対して、
やれ!
だけでは、やる気も出ない。
誰か他の部署の人に仕事を任せたい、動いてもらいたいと思う場合、一度しっかりと分担を決めて、できるまで手を出さない覚悟は持っていいのかもしれない。
その上でやってくれたことに関して感謝を伝える。これが鉄則なんだと。
できるまでちゃんと仕事ぶりを見極め、導く必要はあるとしてもできた時にそれが当たり前だと思わない。
当たり前の対義語は、有難い。
有ることが難しい。分からないことをやってみようと思ってくれたことが有難い。
夫婦円満の秘訣であり、
人に任せる極意ではないか。
◆任される側のマインドセット◆
20代の頃の私は、
誰もやらないならやるよ?
ラッキー!
みたいなテンションで気付いたら各部署の課長部長クラスを集めて一人で進めたプロジェクトもあった。当然一人じゃ何もできないわけなんだけど、それでも気づけば責任者みたいな位置付けになってた。
結果として会社の普段見えない仕組みやお金の流れ、関わりの少ない場所の仕事内容まで理解できたからやってみて良かったと思うし、違う案件でも社内で相談できる人は確実に増やせたと思っている。
何が言いたいかと言うと、仕事におけるセクショナリズムは主観的にはこの様なイメージでお互いの仕事の領域を決めていることが多い。
だとすると、どちらの責任でやるかが不明確な領域が、存在していてその部分を自分がやってみた方が少なくとも社内では誰もわからない事をやるチャンスだし、結果として自分の仕事に幅を持たせることになる。
ついでに他の部署の仕事への理解が仕事のスピードを速めることも多々ある。
会社という空間は狭い。かなりクローズなコミュニティだと思う。
だからこそ人の仕事に興味を持ち、多くの事を学ぶことができると思っている。
数値目標で成果を認められる事も嬉しいし、楽しいが、あまり興味がない。こういう自分自身の成長こそがサラリーマンの醍醐味ではないだろうか?
想像と創造 今を生きろ!
こんばんは。
ふくらはぎが肉離れ中、まうちーです。
痛い…すごく痛い…
10年後の仕事図鑑を読みました。
AIに取って代わられる仕事、という話かと思えば、そこはさすが堀江さんと落合さん。
未来を恐れるな、今を生きろ。
思ったよりグッと刺さります。
堀江さんが色んなところで言い続けてます。
どんな時代になるのか、今を生きた結果でしかない。死から逆算的に今を生きるのでなく、シンプルにさんの現在を生きろ、というメッセージは無意識なバカを目覚めさせる魔法の言葉にさえ聞こえます。
一方で落合さんは、技術の発達を見越して自分を差別化できるポジションを取れ、です。
やってくる未来を感じながら、今必要なのはある意味では人間的な差別化ポイントを自ら考えてポジション争いが始まっていると受け取りました。
どちらも異なる言い回しですが、本質的には今やりたいことを一生懸命にやった結果として未来がやってくるのだから、今やれることをやれるだけ精一杯やるべきだということだと思います。
私自身も技術者の端くれですから、未来を見越して自分がどのポジションを取るか考えなければ、また情報を集める事をやめず、自分の体感としておもしろいと思う事、それこそが未来を想像して創造するのだと思います。
本著の中でも触れられていました。
私の原体験としては、バックトゥーザ・フューチャーですが、約30年前に描かれた30年後は2015年でした。
私は1985年生まれなので、ちょうどバックトゥーザ・フューチャーと同い年というのもシンパシーを感じるところではあります。
※厳密にはバックトゥーザフューチャーⅡで未来が描かれたので少しずれてますが。
未来予想図を見た若者がこれは実現すると面白い!そうなったら便利だ!と思ってイノベーションを起こすと、現実になる、ということ。
タイムマシンはまだできてないかもしれない。でも、空を飛ぶ車も巨大ドローンタクシーなんかを実用化そっちのけで作っちゃった中国の会社がありますね。
音声認識で家電が動く様子も描写されていてまさにIoT。
天気予報が正確になって秒単位!
…とまでは行かないまでもゲリラ豪雨のアラートが鳴ったりするのが近いかもしれません。
同じ景色を沢山の人と共有することで、イノベーションを加速するということでしょうね。
インターネットの普及で世界は物理的に狭くなったという表現がありました。
私個人は、最近までツイッターもニュースアプリもあまりチェックせずにダラダラとサラリーマンやってましたから、かなりのブランクがあります。
せっかく近くなった世界をもっと肌で感じながら次々と起こるイノベーションを敏感に感じ取る。
自分の仕事も誰にでもできることから、誰もやってないことへシフトできる。
久しぶりにこれが楽しくて仕方ない。
決まった仕様、決まった手順。
全て未来から逆算した製品開発。
今、純粋に心から面白いと思える仕事をやっていく。想像し、発信共有して創造する。
未来を恐れず今を生きる、そんなアップデートが必要だ、と強く感じる本でした。
無視させる勇気〜新人教育の極意〜
こんばんは。
出張続きで肩腰パンパンのまうちーです。
さて、本日のお題は無視させる勇気です。
個人的には竹原ピストルさんのこの歌詞が大好きです。
よう、そこのわけぇの!
俺の言うことをきいてくれ!
俺を含め誰の言うことも聞くなよ!
サラリーマンたるもの、当たり前としてよく新人研修などで口酸っぱく言われるホウレンソウ。
報告、連絡、相談ですよね。
やらないといけない順番は逆だとかもよく聞く話ではありますが。
本当に大事なのは、ここにない、決断です。
相談してもいい、連絡もいい、報告、聞くよ。で?っていう。
決めるのはあなただ!私じゃない!
この意識が大事だと考えています。
よく、ホウレンソウの練習だと思って…と言われますが、一番大事なのは決断の練習。
最近の若者は本当にホウレンソウがマメです。偉いと思う。
こっちからすれば新人さんの動きが手に取るように分かるし、何で悩んでるかよく分かる。
しかし、彼らは決断することが苦手だと感じることが多いです。
自分が決断してはいけないとすら感じてる人もいる。いいんだよ、指示さえ無視して。
そうやって無視して失敗した方が腹落ちすっから!と思うわけです。
今日は後輩に無視させる勇気です。
商品開発みたいな仕事してると最初は何が分からないかも分からなくて、先輩に一個ずつ教えてもらいながら進めるってのは、よくある話でして、決めなくちゃいけないことや、巻き込まないといけない部署もかなり多いので、その人の信用の大きさによる取り分が違ってくる事が多いと感じます。
よって、開発者として独り立ちさせる為の教え方が難しいのです。
私自身がこう言う教え方すればよいなーと思ってることも言葉にすると、あまりに抽象的で、後輩に入って来たばかりの新人指導させたい場合などに指導者側に伝えるのが難しいと感じています。
私は、仕事の教え方について車の運転に例えることが多いです。
自動車運転免許の教習車のイメージです。
こんな感じ。
アクセルもハンドルも任せるけれど、ブレーキだけは踏んであげることができる。
横からハンドルに手を出したり、アクセルを踏みに行っちゃいけない。あぶーねーよ。
一度目は道を教える。
走った道はできる限りでいいから覚えてもらう。注意しなくちゃいけないポイントや、目印となるところをブックマーク出来るように促すことが重要ですね。
二度目は前と同じ道を行ってみよう!
方向だけ合ってれば事故らない程度にブレーキは不要。
多少失敗するのが理想。
困り果てれば元の道に戻すための道案内をし、失敗からのリカバリー方法を指南。
三度目は行きたい場所を決めて行き方も任せる!
二度目までに覚えた道や交差点を通りながら間違いそうになりながら、キョロキョロするから事故りそうになったらそっとブレーキ。
何が見えてなかったのか、自分が判断するスピードに対して運転スピードが早すぎた、ここからどうするか一緒に考える。
ゴールした時の達成感を共有する。
免許!もう隣にならなくもいい。
あと、仕事のスケジューリングはスピードに慣れさせることも大事だと思っています。
納期ギリギリの綱渡りのスケジュールでは通常のリードタイムの半分で取引先に納品してもらわなきゃしかないこともあります。
車の運転で言えば車間距離を詰める練習です。前の車がすごく近いけどギリギリ事故らない距離を保つ。
ギリギリでヒリヒリの運転感覚を体験する。
※実車はセーフアンドスローでいきましょう。
後、よく言うのは、
後輩「こんなスケジュールどうにもならないですよね…?」
まうちー「今から、関わる全員が本気出したら間に合う。」
スケジュールというのはたくさんの工程が同時並行して、必要十分条件的に絡み合ってることが多いので、必ずしも思う通りには動かないものです。
開発スケジュールは生き物。
そりゃそうです。人間がやってますから。
だからこそ独り立ちには判断力が求められます。
ホウレンソウで、進むのは確実ですが、その時間をロスして判断が1日遅れるだけで致命傷な場合もあるのです。
独断、と言えば聞こえは悪いですが、決めることの練習は欠かせない。
その為に、若手社員には失敗を恐れずに
俺を含め誰の言うことも聞くなよ。と伝えたい。
上司というのは自分でやってないので、ホウレンソウによって不安が掻き立てられらものだと思います。
自分の経験からあーしろ!こーしろ!と言えばトラブルも防げるかもしれませんが、伸びません。(断言)
まずは自分が後輩に指導する際に、相手が納得できてない雰囲気を察したら「まずはあなたが思う通りにやってみて」と言うことをを薦めた上で、トラブったらまだなんとかなる、なんとかする、ということを伝えましょう!
少し視点が異なるところもありましたが、自分の経験と合わせてこちらの本も非常によくまってますので、おススメです。
iPhone8とワイヤレスなやつら
今週のお題「2018年に買ってよかったもの」
こんばんは。
値引き交渉が苦手というかめんどくさいまうちーです。
2018年最後に車の買い替えという大きな買い物を予定していますが、値引きや下取りの最大化をめんどくさがって妻の父からガチ切れされそうです。
さて、2018年の買い物で最も良かったのはiPhone8と付随するワイヤレスなやつら!
iPhoneは3GSからとびとびですが、4s、5s、6と使い続けて5台目の8ですが、世間的にもそうなのかな?ある程度これが完成盤だと思ってます。
これまでは処理速度のアップや、LTE搭載、メモリの増強、カメラのグレードアップなど。快適な仕様変更でした。
6に関してもバッテリーの持ちがヘボヘボでしたが、かなり満足でした。
7をとばしてますが、、が!です。
8に買い替えて色々ワイヤレスでやれることが増えてすごく嬉しい!
①Apple Pay
スイカや、QUICPayに対応して、私のキャッシュレス化が大幅に進んだ!
機能的には7からあったのかな?
てか、これキャッシュレスなだけで、ワイヤレス関係ないか。笑
②ワイヤレスイヤホンを購入
まあこれに関しては、Bluetoothなので昔からあるわけですが。最近のワイヤレスイヤホンはすごい!
③ワイヤレス充電
これは素晴らしいです。
ケーブルがいらないのは最高。
①まずはApple Pay
本当に現金いらず。
出張で飛行機にによく乗るので、チェックインなどもスムーズ!しかもコンビニでもマイルが貯まるから陸マイラーとしてもかなり使える機能ですね。
②ワイヤレスイヤホン
色々いいものが出ているのでかなり悩みましたが、最終的には小型で3時間程の連続再生ができて、完全防水を搭載したjabra ELITE sportsを選びました。
音質もそこそこで値段も型落ちなら3万円をきってくるのでお手頃な本格ワイヤレスです!
何を優先するかではありますが、スポーツと、音質、サイズ感、コスパなどのバランス良かったと思います!
③ワイヤレス充電
これは、機能としては理解してましたが、使ってみるまではあまり意識してませんでした。
買ったのは卓上のワイヤレスですが、そのままモバイルバッテリーにもなるタイプで、端子も2種類使えるので出張先のホテルなんかでも重宝してます。
大体モバイルで使うとiPhone2台フル充電可能ですので、十分かと。
充電スピードもストレスないですね。
とゆーわけで2018年はわたしのキャッシュレス、ワイヤレスな、レス元年でした!
嫌いだった部長の話
こんばんは。
入社して9年で部長が3人目、課長が6人目のまうちーです。
かわりすぎじゃない?笑
今日はそんな私の一人目の部長の話。
入社して一通りの研修を終えて商品開発部門に配属されて、元気よく挨拶した時から、威圧感が半端じゃなかった。
無愛想で、同じ部屋に居てもまず喋らないし、部員を集めて会議しても誰も口を開けない様な空気だった。
進捗を報告すると…
部長 ほんまにそれでええんか?
まうちー あ、こういうアプローチで成功事例があるので…
部長 だから、それでええんかって聞いてんねん。
まうちー あ、はい。
部長 あっかんなー。やり直し。
今日は終わりや。
まうちー え、いや、あの…でも…
部長 口答えすんな!
答えなんかないねん。
しゅーりょー…
稟議書が通らなくて、直接口頭で決裁を取りに行くと、
部長 だから、これはどないなってんねん。
まうちー いや、それはここに書いてある通り…
部長 お前は一言目に、いや、って言うのがあかん。とりあえず受け止めろ。はい、やろ。
答えなんかないねん。考え続けろ。
やり直し。
しゅーりょー…超絶理不尽。
会議中に叱責されてクビやー!とも言われました。なりませんでしたけどね。笑
新人だったので、なかなかに悩みました。
部長の会議があると朝起きれなかったし、夢の中で部長つきっきりで仕事してたり、会議中に部長の胸ぐらを掴んで表でろやー!と叫んだところで目が醒めたり…
本当に当時は嫌いでした。
でも最近他の部長も経験して、自分もちょっぴり大人になって、あの頃勉強できてたなー!と思うことが多々あります。
いつもそうだったのですが、部長が答えを教えてくれることは一度もありませんでした。
そして、決裁は絶対に1度では通らなかったのです。
さらに、失敗すると嬉しそうに笑うのです。
これだけみるも理不尽に見えるかもしれませんが、これが本当に自分にとってよかったと思ってます。
何が良かったかといえば…
●とにかく自分がベストも思える答えが持てるまでとことん考えさせられた。
●失敗が許された。
失敗の報告をすると、嬉しそうにするのはどうかとおもいますが。笑
とにかく許された。
だから思いっきり考えてこれだろ!と思うもので勝負してちゃんと負けることをさせてもらえたのが大きかったと思います。
贅沢な話です。会社のお金で成功するならまだしも、失敗を許されるって。
ある時、部員全員を集めて部長がスライドに映し出したのはその期中に使った経費の担当者ランキング。
まうちーが一番金使ってんのかー。
一番成長してるってことやな。
と言われました。
その頃の私は金使ってるから成長してるってなんやねん!くらいにしか思ってなかったですが、考え抜いて失敗することを経験できたことが自分の強みになってるということに気づくのにかなり時間がかかりました。
後輩たちに仕事を教える立場になってようやくあの様な立ち振る舞いの意味や本質に気づかされました。
今思えば超絶不器用マンかよとはおもいますがね。笑
●後輩指導する際には自分の答えを押し付けない。
●失敗させる勇気を持つ。
任せて任さず。器用にはできないもんですが、日々勉強です。
サラリーマンの働き方改革 アウトプット/時間の考え方
こんにちは。
3連休前後に1日くっつけて4連休にしてね、という会社の推奨取得日に朝からカフェで仕事しているまうちーです。
コメダ珈琲の喫煙席は本当に仕事がはかどる。
いつもお世話になってます。
コーヒーについてくる無料のモーニングが最高。11時までに行くのがおススメ!
午前中の2時間くらい無心でPCに向かう業務をこなすと
「絶対に今日やらないといけないこと!」の8割は終わります。
午後から出張とか入ると午前中コメダで仕事してることも多いですね。
傍から見れば完全なサボリーマンなんですけど。
たまに息子の小学校の保護者とかとスーツ姿で会ってしまうのでかなり気まずい。
仕事してるよ?
会社からすれば休みのはずの私からたくさんメールが飛んでくるので、
「あいつは社畜だ!」とよく言われます。
今日もメール飛ばしまくってたら上司からどこにいるの?休みだよね?ってメール。
暇なの?
さて、テレビなどのメディアではこぞってブラック企業を叩く風潮がありますよね。だからその流れで「働き方改革」を取り上げるとどうしてもゆるーく働く、みたいな温度で伝わってくる。
でも会社が仕掛ける働き方改革も会社の色が出ていて面白いですよね。
ただ、ここではっきりしておきたいのは、目的は生産性向上であるという事。
会社も社員もWIN-WINじゃなきゃ事は進まないので、
会社としては従業員の残業代を減らして固定費を抑えていく。
社員はできた時間で様々な活動を行い、様々な形で利益をもたらす。
そこで・・・
会社が現場の生産性向上についてちゃんと理解して仕掛けているのか?
社員はちゃんと意図を理解して自分で生産性向上を意識できているのか?
こういう問題に直面するわけです。
多分、現在多くの会社は出勤している時間=働いている時間として稼働率を計算して基本給からの差額を加減支給していて、アウトプットは次年度の昇給率やボーナスという形で評価する。
つまり、インセンティブの考え方は、
報酬=働くべき時間(定時)分の固定給×稼働率+残業時間+成果報酬
これって残業を減らして、働く時間が減れば、減るほど会社は得をするのに、働く側に外で稼いで来いの姿勢。
もちろん昇給率という形で返ってきたり、目に見えてない者の業績に貢献できる成果を上げたらいい!
しかし、年に1回、数パーセントの差、成果もその年の分だけ!ではインセンティブ設計としは物足りなさを感じます。
毎年年末になると猛スピードでノルマ達成と予算の使い切りに向けて全速力か、諸々達成済みの部署はアイドリングストップがかかってるイメージ。何信号待ちしてんの?
改革と言って残業を減らして欲しいと言うからには、時間効率の概念を入れるべきじゃないかと。アウトプット/時間はパフォーマンスとして評価されるわけだから、業績の入る係数パフォーマンス単価として設けて…
報酬=パフォーマンス単価×(アウトプット/働いた時間)+成果報酬
くらいでないといけないんじゃないか?
少し極端で「ただの成果主義、歩合制じゃないか」と言われるかもしれないが、()の中にベーシックインカムの概念を入れて最低賃金保証くらいはあってもいいんじゃないかな。
ここで明確にアウトプットと成果を分けた意味を考えたい。
直接的に会社の収益となる事もアウトプットに他ならないが、ここでは成果と呼ぶ。
「価値」があるアウトプットであれば必ずしも会社に収益がすぐさま落ちなくていいのではないか?ここを視える化する必要がある気がするわけです。
そこでこの本に出会った!
経済にとっての重要な要素など分かりやすく記述されており、本当に面白かったし勉強になるいい本です!是非!
以下、本の内容と私の持論が混ざってますが大きくはずれてない…はず。
改革のファンファーレでも何度も話に出てましたが、信用を集めるという考え方。
サラリーマンの方、会社の中でも自然発生的にある人を中心とした経済圏が生まれる感覚ってないですか?
なんだかあいつならやれそうな気がするから任せてみよう。
あいつがやれるって言ってるぞ、面白そう!
みたいな。
会社、もっと狭くすれば自分の部署でも、いるんじゃないだろうか。
自然と仕事が集まってきて忙しそうな人。
いつもプロジェクトが始まると言い出しっぺはあの人だ!
新人がその人に相談する為に順番待ちしてる。
いつも誰かに探されている。
取引先が、商談資料や交渉資料を上に持って行く前にオフレコで相談しにくる…などなど。
そういう人は知らぬ間に信用を集めてたんだなーと。会社の看板を背負って仕事してたのが知らぬ間に自分の看板で仕事ができてきたということ。結果的に会社の看板の評判も良くなるんだから文句ないはず。
これってすぐにお金にならないけど、価値があること。立派なその人のアウトプットな気がするんだわ。
こういう見えない、信頼関係の構築とか、周りを動かす力みたいなものって、価値があるけど、評価されにくい部分。
お金2.0を読んだ時にそういう部分に少し光が射した気がしたんです。
実は弊社にもポイント制が導入されているシステムが点在してまして、年間ポイントが貯まると経営層との夕食会招待状がインセンティブとしてセットされてたりする。
このインセンティブ、個人的には少し弱い。笑
ポイントも量が質を凌駕できる設計。
もっと仕事がしたくなるようなインセンティブにすればいいし、ポイント制ももう少しアップデートすればかなり面白くなりそうだ。
社長同士の異業種交流会に同行して参加できるとか、色々ありそう。
仮想通貨って響きだけで怪しいものだと思い込んでた自分を殴りたい。
無駄に残業ばかりして小銭を稼ぐ輩と、それを叩いてるやつ。こんなに頑張ってるのに評価されないと嘆くバカ。
同じ机で仕事してれば嫌でも目につく。
そんな彼らをこっちの土俵に連れてくる為に、「改革」が必要だ。
見えない価値、評価が難しかったものをトークンエコノミーで、例えば投げ銭感覚でみんなで相互的に評価し、支払われる報酬もその時間効率という軸で決められるとなればもっと多くの社員に本当の働き方改革を起こせるのではないだろうか。
ネットでできて会社でできないわけないだろ。
長時間働きたいなら働けばいい。
社畜?言わせておけばいい。会社員だってアウトプットしてなんぼ!にすればもっと面白くなってくる。
後は会社が提供するべきはいつでもどこでも働ける仕組みだけ。
社員はもっと自由に。
価値があると思えることだけをたくさんやっていこう。
それって結構楽しくないか?
クラッシャブルゾーンでご安全に!
どーも。
車の買い替えを検討しているまうちーです。
車探しをしながら最近読んだ本と意外な共通点を見つけたので、書いてみます。
車選びには個人的に正直そんなにこだわりがなくて、子供ができたのでなにかと必要になるからと7年前に購入したラクティス(赤)を乗り回しております。
妻から、
黒い車のスライドドアがいいな!と言われ、
分かった!
と言って出かけてたのに、
お、いいねーと赤いスライドしないドアを買ってきた為、大バッシングを受けたもんです。
そんな我が家も2人目が2歳となり、何かと手狭になってきた愛車。
買い換えるなら今度こそ黒のスライドドア!と決めてたのに、7年後の妻が今度は…
いっちゃん安全なやつ!
と言うではないか。。
確かに一理ある。
人気のミニバンは3列シートで荷物もたくさん積めて車内広々!いいねー!
しかし、安全な車でググると出てくるのは、スバル、ボルボなどなどの、ハッチバックやセダンタイプ、SUVなど。
何が違うのか調べてみた。
大きくは3つだと思う。
①形状による重心の位置
②ドアの厚み
③クラッシャブルゾーン
④自動ブレーキなどのセンサー機能
①②は分かる。物理的に強そうだ。
店に行ってドアを開いただけで、我が愛車との歴然な差が手に取るように分かった。
問題は③。
クラッシャブルゾーン(英:Crushable zone, Crush space)またはクランプルゾーン(英:Crumple zone)とは、衝突時に潰れることでそのエネルギーを吸収し、人や荷物、機械などを保護する働きを持つ空間や部分のことである[1]
※Wikipediaより抜粋
なるほど、潰れやすい部分に人を載せず、緩衝材的な役割を持たせると言うことだ。
逆に人が乗る部分はセーフティーゾーンとして、フレームの素材の剛性が違うらしい。
セーフティーゾーンのフレームはボロン鋼と呼ばれる鋼で、ホウ素とクロムを炭素鋼に添加することで、ダイアモンドの次に硬い特殊素材なんだとか。
仕事柄、加工性はどうなのか…などとマニアックな質問をしそうになったが、グッとこらえた。
※軽く調べたらコストを抑えて加工もしやすい冷間鍛造が可能らしい!
そうなってくると…3列目のシートってクラッシャブルゾーンほぼないじゃないか!?
この辺りで、元々欲しかったはずのミニバンは消えた。2列のミニバンもあるけど、荷物が空に近いと丸腰同然なのだ。
確かに、愛車のラクティスで、妊婦の妻を助手席に乗せて信号待ちで止まった時、後ろから突っ込んできたミニバンがいたが、たまたまIKEAの帰りで重たい木の板を大量に積み込んでたのでドアを交換するだけで済んだ…!
おかげで事故車となって下取り金額は絶望的だがな…
しかし、あれが何も積んでなかったらと思うとゾッとする。
そして、ふと思った。
会社で働く上で必ず何人かは見かけるクラッシャー達。
心にもセーフティーゾーンを設ける為に剛性の高い心は持ち合わせてなくても、クラッシャブルゾーンを作っておくことも大事かもしれない。そしてセンサーを磨け!
後輩指導する際に慣例や常識に縛られて頑張らなければならないと踏ん張れば踏ん張るほどに心のセーフティーゾーンまで食い込まれて崩壊する人をたくさん見た。
①形状による重心の位置
地に足のついた持論を磨け!
②ドアの厚み
→面の皮は厚く!厚かましく貪欲に!
③クラッシャブルゾーン
→プライドは大事だ。セーフティーゾーンにしまえ!
くだらないプライドは捨ててクラッシャブルゾーンにしてしまえ!
④自動ブレーキなどのセンサー機能
→そもそもヤバイなら距離を取れ!無理に近づくな!事故った時は自分の性能が試されるが、それは最後の砦。
安全な車の作り方は安全な働き方に通ずる。
ちなみに我が家は安全な車に買い替える予定です。